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脳の異変
通常どもりは幼児期、もしくは学童期に発症し、成人してから発症するケースはあまり
ありません。それも先天的な脳の異常ではなく、会話を統合する神経系統の乱れにより
起こります。それに加えて言語を取得する環境や心理的要因が原因とされています。
他に事故やうつ病などが原因でどもりはじめることはありますが、脳の異変が原因で
吃音症状が現れることもあるのです。
このとき現れるどもりは正確には構音障害として認められるパターンが多いようです。
脳が損傷して起こるどもりで怖いのが、脳挫傷と脳卒中です。脳挫傷は事故や落下など
外的要因で起こるので日常生活に注意を払っていれば避けられますが、脳卒中ですと
そうはいきません。
本人も知らないうちに徐々に悪化していくこともありますし、時として命の危険に
関わることさえもあるのです。
自分でどもりに気付く、または舌がもつれて話しにくいと感じる自覚症状を感じるので
あれば、早急に脳神経外科を受診すべきです。本人が気付いていなくても、家族や
周りの人がおかしいと感じたら受診を勧めてあげてくださいね。
もうひとつ脳の異変で起きるどもりに、けいれん性発声障害というものがあります。
体を動かす指令を出すのは脳ですが、声帯が脳の命令に従わずに起こる吃音症状です。
本人の意思とは関係なく声帯が極度に緊張して勝手に閉じてしまい、声が詰まるのです。
診断が難しく、精神的異常を疑われることもあるこの病気は根本的な治療がいまだ
見つかっていないため、対症療法で経過を見ていくしかないのが現状です。
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